これから不定期に先日の東北ツーリングの喰い歩きを中心に各論をつらつらと書いていきたいと思う。
その第一弾(笑)

4月30日の夕方に広島を出発し途中愛知のロジャーさんと合流し明けて翌5月1日の早朝、新潟県まで辿り着いた。
目的地の山形県米沢市まであと少し。

このあたりは山々に残雪が半端無くあるようだ。
当たり前だがやっぱり中国地方とは全然雰囲気が違うようだ。
ようやく米沢についたが時間が中途半端なので昼飯を食いにお隣の福島県喜多方市へ。

ネットで調べてみると坂内食堂てのがまあ基本中の基本ってことだったので来てみたがスゴイ行列。
遙か彼方にお店が見える。

普段なら並ばないのだがなんせ時間が余っているのでここはコシを落ち着けて並ぶことに。
喜多方市はこのGWが桜満開の季節のようだ。
ここで並んでいても桜が見れてキレイだ。

かれこれ並んで1時間は経ったかな。
ロジャーさんとああでもないこうでもないとわけのわからん話しをしながら時間を潰してどうにか店の前までやってきた。

今はでっかい看板になっているがかつてはこっちの小さいのだったのかな?
食堂ってことは昔はラーメン専門店ではなかったのかもしれない。
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しかしスゴイ人気ですな。
これでも震災直後は風評被害でここもがらがらだったらしい。
今は元にもどっているのかな?

店内に入ってからも行列は続くのだった(笑)
まあやっと喜多方ラーメンってのを見ることができる。

メニューはいろいろあるがやっぱりセオリー通りメニュー筆頭の中華そばをお願いした。

かなりでかい厨房はもうそれはそれは戦争状態だ。
とってもせわしなく従業員さんが働いてどんどんラーメンを製造している。
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ながいことまって来たよ!
喜多方坂内食堂の中華そば600円。
これまでに見たことないような透き通ったスープに驚いた。
これはおそらく鶏と魚介なんだろうがとってもあっさり。
でも深みのある味でこれは並ぶだけの価値はあるかなと思った。
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喜多方ラーメンの最大の特徴と教えてもらった太めの縮れ麺。
これは確かに他ではあまりお目にかかれないが去年栃木の佐野ラーメンもこんなだったような気もするな~。
食感は面白いが味はこれといって特徴はない。

ただこのチャーシューにはやられた>┼○ バタッ
なんちゅうか言葉に出来ない凄みがある。
ここの一番の特徴はこのブチ美味いチャーシューだと断言できる。
多くの客がチャーシュー麺を食べていたのが今頃に鳴って理解できた。
これはあの有名な喜多方ラーメンをかなり下支えしているように思った。

ところで今日は雨の中を夜を徹して約1200km走ってきた。

お陰で右手はバイクのアクセルグリップをずっと握っていたのでこんなになってしまったのだった(笑)
アホですな~