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南区丹那町の二代目もんごい亭
ココは年に数回は訪れている。
相変わらず凄い立地ではある。
ぱっと見はほとんど漁師の飲み屋(笑)

かつては安佐南区山本にあったもんごいだがいろいろあって閉店しこちらで復活してからもう6~7年になるかな?
場所柄ラーメン専門店ではなくもんじゃ焼きや居酒屋メニューも充実させた業態になっている。

それでも魚介系ラーメン屋としての本質は受け継がれており今でもハイレベルなラーメンを提供するお店として定着しつつある。

今日の狙いはコレ!
夏季限定麺。

最近流行の冷たいラーメン。
その名もクールラーメン2012。
なになに・・・手作りおかずラー油、エビ香るタマゴ、さっぱり鶏チャーシュー!!夏野菜と共にこだわりの具材を味わってください・・・・
(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…
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きたきた!!
二代目もんごい亭のCOOLらーめん2012 780円。
これはこれは何とも涼やかなビジュアル。

冷たいスープにすると何が嬉しいって麺が冷水に締められてコシがぐりぐりに発揮されることよね~
当然と言えば当然なのだがこれは共通する喜びではあるわな。

トッピングはキュウリにキャベツ!!

そしてトマト!

そしてエビのエキスに漬けたタマゴ。
これらの相乗効果で冷やし中華風になっていないのは立派だ。

基本的に鶏ベースにおそらくは魚介のたっぷり入ったスープ。
なかなかうまくまとめてある。

コレに自家製ラー油が絡んで複雑な味わいを作り出している。
だけどこのラー油は好みもあるので後乗せっていうか客が任意に量を調整できた方がありがたいかもしれない。

それとエビのエキス入りのタマゴもピンク色でなかなか洒落てはいるがエビエキスの必要性をあまり感じなかったのも事実だ・・・・

それらと引き替えにこの鶏チャーシューは秀逸。
安易に豚のチャーシューにしなかったのは大正解。
冷やしラーメンの場合最大のウィークポイントは冷えて脂身が固まってしまったチャーシューだといつも思うのだがこの鶏にするってアイディアは手間はかかるだろうが非常に面白いと思った。

トータルでみてまだ未完成な部分があるからこそ可能性も秘めている冷やしラーメンのジャンル。
今回のこのCOOLらーめん2012はなかなかのセンスで作られておりヒネリも効いている。
もっと冷やし中華系か和風の冷や麦みたいな着地点に集約されているのかと危惧していたのだがかなりのハイレベルなモノになっていると感心してしまった。