ま1
呉市から黒瀬町を通って東広島へ抜ける国道375号線。
この道路沿いにあるらーめん まつうら
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交通量の多い道に面している割にはけっこうわかりにくいんじゃないかな。
この日も夜だというのに看板の電気もつけていないので忘れておられるのかと一応大将に知らせたのだが帰りにはやっぱりついていなかったからこういうシステムになっているのだろう。
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だから到着した時に閉店してしまったんじゃないかと思ったほど。
これはあんまり多くの客に来てほしくないということなんかいな?
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店舗前と横に数台の駐車スペースがあるのだが確かにこれに一気に客が来たら道路が渋滞してしまう可能性はある。
その辺の絡みがあるのかどうかはわからないが看板消灯しているせいで一見の客はなかなか入りづらかろう。
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店内は打って変わって明るいのだがテーブルっていうか客が着席する場所が変わっている。
なんていうか学習塾のようにひとりひとりにテーブルと椅子が割り当てられておりよくいえばゆったりしているのだが悪く言えば一緒に行ったヒトと必要以上に離れて座ることになる。
これにはちょっと違和感を覚えたし確かにこれなら収容人数は店舗の広さよりも限られるのでワザと看板を消しているのだろう。
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メニューはいわゆる「ふじもと」スタイル。
さんま・まぐろ・ほたて・えび・あさりにそれぞれ醬油と塩ラーメンが展開されるという魚介系ラーメン屋だ。
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そんなメニューにふじもと系列では見慣れない魚の「鰯」の文字発見!!
これはおそらくこの店オリジナルメニューに違いない!
コイツをどうしても食べたくなってしまった。
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それにしてもこの店はこういう注意書きというかテロップが非常に多い。
まあ待っている間の暇つぶしにはいいのだがこういのをみると、座ってるテーブル・椅子といいもしかしたらここの大将は本当にもともと学習塾のセンセをやっていたんじゃないか?って思ってしまうほどだ。
ま2
らーめん まつうらの鰯らーめん塩750円。
トップのうずらといいモヤシといいナント完全にふじもと系列に沿ったルックスであることよ!
しかしこの薫りは決してふじもと系列では体験したことがない。
ま3
黄色が強調されたちょっと太めのストレートはまさにふじもとだがスープは初めての味わいがする。
いやどこかに周防大島のたちばなや食堂の薫りがする。
だけど魚介の介入はずっと控えめでやっぱりこれがふじもと系であることを思い知らされる。
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野菜がどっさり入っているのに水っぽくならずいわゆるトンコツ魚介スープは独特のハーモニーを奏でておりさすが豚骨醤油王国の広島で魚介系ラーメンとして確固たる地位を築いただけのことはあるのぅ~と感心する。
ま4
いわゆるふじもと系とやや違ったのがチャーシュー。
オリジナルが単に茹でた三枚肉が放り込んであるようなのに対してここのはしっかり炙ってありもう一手間加えてあるのは嬉しい誤算だ。
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夢中になって食べていると丼底に大量の魚粉が積もり積もっているのが見えてくる。
この店オリジナル鰯らーめんのデキがまだ若く見える大将の腕をなんとなく教えてくれているように感じた。
うぬぬぬ~こりゃ将来的にのちょっと楽しみな店が黒瀬にデキたもんぢゃのぅ~