ひら1
佐伯区の広島らーめん平の家さん。
今日は息子・娘と3人で晩飯にやってきた。
ひらの1
3人共目的はズバリ!!今回の新メニュー「厳島」だ。
「豚骨系・鶏系・魚介系のトリプルスープ、それぞれのうま味が融合した深い味わいをお楽しみください。」
と書いてあるがもともとそれ専用に炊いているとんこつ魚介スープに塩ラーメン用に炊いた鶏スープを混ぜた重層的なスープということらしい。
「とんこつしょうゆ」以外ラーメンに非ずという石頭的意見も少なくない保守的地域である広島西部においてはこういうアップ トゥ デートなスープをそれと銘打つとなかなか受け入れてもらえないことだろう。
だからこういう「厳島」という広島人に馴染みのあるネーミングにしたのはおそらく正解だと思う。
ひら2
新広島らーめん厳島780円。
少し前に「さかなとんとん」というこれまた曖昧なネーミングでテストしておられたのがこのトリプルスープラーメンだと思うが試作品よりもかなり濃厚なのに洗練されている。
他の客がいなかったのでこのヘンを大将に聞いたらトンコツスープの量を変更したようだ。
ひら3
通常のラーメンに使われているストレート麺。
これはかなりのバランスで成り立っており本当の意味では確かに広島らーめんではなく新広島らーめんと言ってもよいだろう。
ひらの6ひらの3
ネギの他に三つ葉が入っておりこれが非常に良いアクセントとして機能している。
その他にほんのすこしだがワカメもトッピングされていてどんどん典型的な広島らーめんから離れていっているがこれはこれで面白い展開だと思う。
ひらの4ひらの5
息子が追加注文したチャーシュータマゴ丼と娘が追加注文したチャーシュー丼。
若いもんはよう食べて羨ましい限りだが自分は勿論これらは食べはしない(笑)
ひら4
スープが相当美味かったので最後まで飲んだら出てきたよ!豚の骨粉!
この真面目さがここ店の流行る原因なのだろう。
今回の新メニュー「新広島らーめん厳島」はその耳障りの良いネーミングにも乗って相当に出るんじゃないかな。
それはそれで保守的広島人を知らず知らずに現代的な重層的スープに慣らしてくれればそれはそれで広島のラーメンレベルも自ずと上がっていくということになるのだろう。