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新しいMacBook Proを買った。
アップルストアでクリックするだけで翌日にはもうモノが送られてきた。
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「新しい」といっても一応新品ではあるが最新モデルではない。
アップルストアにPCからアクセスすると「認定の整備済み製品」というのが現れる。
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このページには不定期ながら初期不良やリコールがあったモデルを再整備しなおして安くなってるアップル製品が公開されている。
当然ながらユーザーによって購入時にBTOが施されているものも多い。
ま2
厳密にいえば中古ってことになるのもしれないが完璧な新品にこだわりはないし自分好みにカスタマイズされているモデルが新品より安く購入できるので昔からこのページでMacは入手することにしている。
しかし今回のMacBook Proを下調べしててちょっと驚いた。
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まずはMacBook Proの以前のPowerBookの頃からずっとあったCD-DVDドライブがない。
大昔にPowerBook2400c/180を持っていたがコレ以来のディスク・ドライブなしのMacintoshってことになる。
だから今回は純正外付けスーパードライブも一緒に購入した。
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あとこれも純正アップルマジックマウスも。
これね~iPhoneのように指で表面をなぞるタイプなのだが慣れるともう他の使えんよ(笑)
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梱包を開けると電源と超簡単な取説がでてきた。
遂にというかやっぱりと言うか今回はリカバリーディスクが同封されていない。
そもそもCD・DVDのようなディスクが一枚も入ってない。
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まあディスク・ドライブがないんだから当たり前といえば当たり前だがじゃあOSやメカニカルトラブルがあったり初期化・再インストールのように外部から起動しなきゃならんときはどうするんよ?という疑問が生じる。
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こーするんよ(笑)
今の最新のMacOSであるMavericksはフリーソフトでしかもネット配信専用だ。
だからアップルからダウンロードしたMavericksをこんなUSBメモリに入れて(勿論Macフォーマットしなければならないが)起動させてインストールするらしい。
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そんなワケでちょっと安く入手したMacBook Pro (Retina, 15-inch, Early 2013)。
機械音痴だから性能のことはよくわからんがまあとにかく新しいモデルってのはいいもんだ。
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さてとりあえず起動させてネットに接続する必要があるのでLANケーブルを接続しようと思ったら見当たらない。
しかたがないので無線LANで接続したがどうやらEthernetも今やThunderboltといわれるUSB3より速い高速通信規格になっているらしい。
だから純正アダプターを追加購入して接続した。
このThunderboltだが今のところこの規格の周辺機器がエラい高価のようで実用的ではない。
確かに早くて高性能なのはわかるがかつてのFireWire(IEEE 1394)のようにUSBの進化に押されてボツ規格にならんことを祈るばかりだ。
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次に驚いたのがOSの起動速度。
そりゃもう尋常じゃない速さなのだがどうやらこれはいわゆるハードディスクドライブではなくソリッドステートドライブなる攻殻機動隊のタイトルのようなものが内蔵されているらしい。
そのSSDだが実はアップルに供給されているものは2種類あってひとつはサムスン製、もうひとつはサンディスク製になっておりこのふたつには大きな性能差があることがわかっている。
BTOで768GBに換装されているこのモデルは大丈夫だろうとは思っていたがやっぱり心配だったので開封一番調べてみたのだがサムスン製SSDで安心した。(MacBook Proの搭載SSDは「このMacについて」→「詳しい情報」→「システムレポート」→「SATA/SATAExpress」で確認できAPPLE SSD SDで始まるのがSanDisk製、APPLE SSD SMがSamsung製)
回転部品がなくなったせいなのかよくわからないがこのSSDは全くカリカリ云わないし熱の発生もほとんど感じなくなって技術の進歩というのはエライもんだと実感する。
ま4
4年前のMacBook Pro (15-inch, Mid 2010)と比較するとディスプレイサイズは同じ15インチなのに全体の大きさが一回り小さくなっているのがわかる。
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ディスク・ドライブが省略されたのもあるのかもしれないが厚みも随分薄くなり重量も軽くなっているようだ。
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電源ケーブルとの接続も同じ磁石タイプながら形状が異る。
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キーボードは以前と変わらぬ照度センサー付きバックライトが付いている。
キータッチがよりカチャカチャ音がしないタイプに変更されているようで自分のようにタッチが強い人間にはこの方が嬉しい。
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右にディスク・ドライブベイがあるので左にポートが集中していた旧型。
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Thunderboltが左に2個あってUSBが左右1個ずつに振り分けられた新型の方が使い勝手は良いように感じる。
まっくぶっ1
今まで使っていたMacBook Pro (15-inch, Mid 2010)は中身を初期化、Mavericksを新規インストールして息子にやることにしたので主人を替えてもまだまだ現役で働いてくれるだろう。
しかし新型のCPUは2.8GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)というややこしいものだが同じ動画編集を新旧MacBook Proでやってみたが処理能力の速さはビビってしまうほど。
それと旧型ではiPhotoでしょっちゅうフリーズしてしまってiPhotoになんか不具合があるのかと思っていたがのがさすがに新型ではウソのようにサクサク稼働するってことはやっぱりマシンスペック的な問題だったのだろう。
今のところ全体にターボ付きのクワッドコアCPUよりもSSDの恩恵が大きいようにシロウトの印象ではあるがそう感じる。
しばらくはコイツがマイファーストセクレタリーになってくれるのだった(笑)