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玖珂から周防大島へ抜ける新しい道路沿いにあるらあめん彩龍
ここは以前は同じ道路のもっと大島よりにあってど田舎の掘っ立て小屋店舗として有名だったが数年前にこちらの新しく立派な店舗を建てて引っ越してきた。
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旧店舗のときは何度か訪問したがこの移転してからは初めてだ。
理由はここのとんこつラーメンがちょっと苦手だったから(笑)。
実はこの店は濃厚とんこつラーメンとチャーハン、それと鳥の焼いたものがメインなのだがスープが独特の匂いというかクセがあってこれがハマる人にはハマるのだがダメな人はダメな種類のラーメン。
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そんならあめん彩龍であるが今回山口拉麺維新2014に参加されたのでここにやってきた。
新しくなった店舗はかなり大きく立派だ。
ウッディな店内は真ん中に大きなカウンターがあってその周囲をグルっとテーブル席が取り囲むような造りになっていてこれなら相当な人数を収容できそうだ。
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そういう理由でここのメインストリームからは外れるのを承知で注文した和風中華そば580円。
これはこれはなんという澄んで綺麗なルックスのスープなことよ。
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一緒に提供された天ぷら。
これには面食らったので店員さんに
「天ぷらは注文していませんが?」と思わず言ってしまったが
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「和風中華そばとこれはセットです。」と言われ安心はしたのだが今度はラーメンと一緒に食べるのか別々に食べるのかという疑問が残った(笑)
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ザクッとした歯ざわり特有の麺。
山口に来るとこの系統の麺が多いように感じることがよくあるのだがこれが最も一般的な麺ということになるのかもしれない。
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デフォルトでゆで卵が入っているのは正直嬉しいがこのラーメンの主役はイリコと鶏と思われる和風スープだ。
あれだけクセのある濃厚トンコツがあると「アッサリ」の需要は少なからず出てくるはずでこれまで経験してきたそういうアッサリスープはどれもこれも片手間みたいなのが多かった、
だけどここのはかなり違っていわゆる「本気」のイリコスープに感じた。
イリコのあっさりラーメンというとあの店この店が思い出されるがそのどれとも違うアプローチになっているのが面白い。
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ハッキリとはわからないがおそらくは醬油の違いかもしれないがいずれにしろ他のどれよりも醬油の存在感がある。
なるほどこういう処理の仕方もあるのかとちょっと不意を突かれた。
トンコツが苦手だからとずっと敬遠してきたがもう少し深く掘り下げてみたくなってしまったらあめん彩龍だった。