加古町にある 中華そば骨々亭。
かなり以前からあるラーメン屋ではあるが最近はかなりの人気店になっているようだ。
以前はこってりしたとんこつ醤油ラーメンではあったが雑な印象があってガテン系の人々にだけ強く支持されていた。
その転機になったのがやっぱり自家製麺の導入だ。
これを境に超極太麺になり雑さが消えラフさを魅力としたラーメンに変貌してこってりラーメンファンを幅広く獲得するに至ったのだった。
「骨々亭では中華そばのスープをふつう、さっぱり、こってりの３種類用意しております。骨々亭オープン時からの本来の味と言えば現在のこってり味です！！」
と書いてあるがこの店は入り口そばにある券売機がある前払い制でそのメニューにはさっぱりそいうのはなかったので事実上２種類ということになるがここで「こってり」以外を注文するならココに来る意味はないだろう。
自分はノーマルのこってりを注文したが同行した息子はこってり＋特盛り＋ねぎを注文している。
これがそのこってり780円＋特盛り150円＋ねぎ110円＝1040円！！
値段も凄いがおそらく2玉のその内容はほとんど二郎ラーメンと言っても過言ではない盛り上がり方。
絶対に自分は食べきれない自信がある。
こちらが骨々亭のこってりラーメン780円。
ノーマル仕様だがこれでもかなりの量はある。
お客一人につきひとつくらい席に装備されている生ニンニクペースト。
否応にも気になって仕方ないのだが実はコレを投入するとここのこってりラーメン劇的に旨さが上昇する。
それはわかっているのだが入れ過ぎると自分の場合確実にトイレ籠城なので少しだけでガマンしないといかん。
ま、最初はとりあえずスプーン一杯。
トンコツにニンニクの香ばしい香りも加わって一応完成ね。
そしてこのド迫力自家製極太麺！！
やっぱりこの手のジャンク系ラーメンはこうじゃないとね〜。
デフォルトでキャベツが入ってるのは広島ではかなり異色だ。
背脂が浮くコッテリスープは決して獣臭むんむんで脂ギトギトではなくあくまでもとんこつ醬油であるがスタンダードな広島ラーメンのそれとはちょっと異なり新しい店らしくトロミがあって非常に濃厚だ。
追い打ちをかけるようにアブラギッシュなこってりチャーシュが気前よく3枚もどどーんと入れてありコッテリ×コッテリの魅力に骨の髄までトリコになってしまいそうだ。
ハッキリ言って東京で話題になっている ラーメン二郎インスパイア系であることはほぼ間違いないのだが元々のこってりラーメンを目指しておられたはずだからその素地はじゅうぶんにあったと推察される。
ここまできたら開き直ってこってりラーメンを広島二郎とでも命名してそのコテコテ路線をとことんまで追求して欲しい（笑）
