かいす1
岩国駅前の繁華街、麻里布町。
夜にここに来たのは初めてだが普通に歩いているだけで実に魅力的な女性達から次々に声をかけられる。
これらの甘い誘惑に目もくれず強い意志で振りきってやってきたのは とんこつらーめん階杉
最初なんて読むのかわからなかったが「かいすぎ」で良いようだがなんとも珍妙なネーミングではある。
かいすぎ8 かいすぎ1
立地条件からして仕方がないのかもしれないがここは夜専ラーメン店。
だからこうして夜にやってくるしかないのよ(笑)
しかしお店はかなり活気があってオトコばかりのスタッフが数人いる。
自分はカウンターに通されたが着席早々にこの階杉とんこつらーめんを注文。
麺の硬さを問われたので「固めで」お願いした。
かいすぎ2 かいすぎ3
カウンターの上には卓上調味料があれこれ置いてあるのだがこれはどうみても博多ラーメン系のそれで紅しょうがよりもニンニクはちょっと興味を惹かれる。
かいす2
すると2分もしないうちにラーメンがやってきたが、これはこれまでの入店からラーメン提供までの最短記録なんじゃなかろうか??
階杉とんこつらーめん700円。
「階杉のメニューのメインとなるラーメン。極上の自家製スープに特注の麺、是非ご賞味を。」
かいす3
博多ラーメンほどではないがちょっと細めのストレート麺。
これは悪くないのだがスープになんともいえないクセみたいなもんがある。
かいすぎ5 かいすぎ6
チャーシューはほとんど味付けされていないタイプで自己主張は弱め。
しかも薄いタイプなので完全にラーメンをアシストする目的で入れられているのだろう。
かいす4
とんこつらーめん階杉の最大のトピックはやっぱりこの個性的なとんこつスープに尽きるのだろうがなんと表現すれば良いのか自分には正確な言葉が見つからないがコーンポタージュのような、っていうか「とんこつにコーンポタージュを混ぜたような」っていうのがストレートな感想だ。
かいすぎ4 かいすぎ7
メニューはとんこつ一本っていうわけじゃなくて魚介系つけ麺や味噌ラーメンがあったり、汁なし担担麺があったりと方向性がややとっ散らかってる印象を受けてしまったのだが更に最近汁なし担々麺のみでランチも始められたようだ。
こんな繁華街のお店だということは飲んでる客相手になるがこのとんこつスープだとパンチが足らないんじゃないかな、と大きなお世話な心配しながら再び誘惑街道を引き返した(笑)