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やってきたのは四万十市。
その中心街にある商店街のアーケードを少し抜けた場所にある 居酒屋喜八
実は 1年前にここに来てどえらい旨い清水さばを食べさせてもらったのよ。
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その衝撃の味が忘れられず今度は大学生の息子をタンデムしてここまでやってきたと言うわけだ。

これまで食べたどんな魚とも違って上品で鮮烈な清水さばがどうしても脳裏から離れずあれ以来 あの高級魚アコウですら霞んでしまい困ってしまうくらいだ。
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しかも今年になって息子と一緒に高知市を訪れること2度、どちらも清水さばにありつけなかったので3度目の今回は仕方なく交通の便が悪いのを覚悟でこの四万十市までやってきたのだった。
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もはや背水の陣の雰囲気が漂う今回の四万十市ツーリングでは息子の悲願だった清水さばにようやくありつけただけに喜びもひとしおだった。
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魚がズラリと並ぶ中身の見える冷蔵庫の前のカウンターに座って魚を物色する。
するといたいた!!清水さば、左にいるのがでっかいキンメで左側はカマス、そしてアジのようだ。
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そしてさらに奥には大きなカツオがぎっしりと並べられている。
板さんの目の前のカウンターなので魚を捌いていく過程も見ることができる。
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さっそくメニュー筆頭、この店の最大のオススメである活〆清水さばの刺身980円を2つ注文!!
「生態 マサバよりも沖合にいて、より暖かい海水温を好む。遊泳する水深もマサバよりも浅い。産卵期は12月より翌月6月まで。3、4月に最盛期を迎える。
基本情報 鮮魚としても加工品原料としても重要なもの。特にそばの「かけつゆ」などに使われる、さば節は本種が原料。カツオ節にはない旨みがあって、人気がある。鮮魚では安いサバとしてスーパーなどによく並んでいる。また「清水さば」、「屋久さば」などのブランドゴマサバがある。
高知県土佐清水市の名産「清水さば」。総て釣りでとったもので、しっかし締めている。身に強い弾力があり、しかも脂がのっている。濃厚な旨みもあって美味極まりない。」 参照きは2
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さっそく来たよ!!活け〆清水さばの刺身980円。
おそらくは1人前が一尾の片身になっているようでこの2人前で一尾分ってことになる。
器の上部には背の身が4つ、下に腹の身が4つそれぞれ分厚く切られて配置されている。
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なんて表現すればよいのか自分には言葉が見当たらないのだがまさに孤高の味でどの魚とも違う、匹敵するだけのレベルの食べ物が見当たらないというのが正直な感想だ。
自分は長い間、太田川の鮎の塩焼きこそ自分の最後の晩餐にしたいと思ってきたのだがこの清水さばを知ってからは考えが変わった。
それくらいの魔力がこの活〆清水さばの刺身には存在する。
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この店に来ていつも思うことなのだがちょっと普通では考えられないレベルのカツオのたたき、塩たたき780円がこの清水さばの前ではいとも簡単に脇役に成り下がりその存在が霞んでしまうことだ。
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ハガツオの刺身780円。
実は釣りをしていると強烈な引きを味わわせてくれるハガツオでがあるが見た目はカツオとサバの中間みたいな本カツオよりずっと小型の魚だ。
鮮度の良いハガツオは身が緻密で癖も少なく大変美味しい魚なのに鮮度落ちが異常に早く市場にあまり流通していない残念な魚でしかもこの魚は魚体が柔らかく調理が難しい。
だから滅多にお目にかかれないがここではルーティンのメニューに入っているのが凄い。
ねっとりして特有の味わいはたまらんものがあるんだけどやっぱりコイツも清水さばの前で霞んでしまっているのがねぇ〜(笑)
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四万十川定番の川エビの天ぷらだけどこれもカリカリして旨いね〜。
結局息子と二人で清水さば4人前(2尾)を食べてビールジョッキ4杯くらい飲んで帰ろうとしたら女将がデザートサービスしてくれた(感激)
これで全部で1万円だから内容を考えれば格安だ。
しかし自分らがこの店に滞在した1時間半くらいの間に何人の客が門前払いされていたか・・・少なくとも15人くらいはいたんじゃないかな。
四万十の居酒屋喜八を訪れる場合は必ず予約を入れないとここの書いた地上の魚天国には入れないということを肝に銘じておく必要があるだろう。