たたらぎ - 7
兵庫県朝来市で開催された第30回たたらぎダム湖マラソンに参加してきた。
朝来市ってどっかで聞いたことがあると思ったらあの最近有名になった 天空の城・竹田城のあるところらしい。
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今回は大阪に住む息子と姫路駅で待ち合わせてバイクに2人乗りで朝来市までやってきた。
だけど距離をちゃんと調べていなかったもんだから集合時間の8時40分に完全に遅刻・・・
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焦りまくったがなんとか朝来体育館にたどり着くことができた。
朝来体育館付近の駐輪場にバイクを置いてそこからは臨時バスに乗って会場である多々良木湖へと息子と到着する。
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するとそこは広いバザー会場になっておりこのイベントを町おこしにしようと地元の方々が努力されているのをひしひしと感じることができる。
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参加ランナーもその家族も一緒になって楽しめるよう配慮してあってそういう意味では息子が来るにはとっても良かった大会だったかもしれない。
ただトイレ事情が良くないようで簡易トイレには常に長い行列ができていてあれはなんとならんものかと思ってしまった。
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特にランナーとして有難かったのは走る前の時間からの豚汁を無料で振る舞っておられた事だ。
よくあるのはゴールした後にちょうどお昼だしこういうのを頂けるが正直ゴール後はこんな熱くて具沢山のモノじゃなく冷たい水分補給をしたい。
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でもレース前って自宅を出てから時間が経っているので意外に腹が減っているので多くは食べられないがこれくらいの少量の豚汁なら腹に入れたくなるのだった。
それは自分だけじゃないようで多くのレース前ランナーがこの無料豚汁に長い列を作っていた。
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この日はそんなに気温が上がらなかったのも良かったのかもしれないがこの出来たて豚汁が旨いのよ。
その流れでこのテントでは地元産の味噌を売っていた。
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他にも牛串や唐揚げ、焼きそば、ソフトクリームにカキ氷などありとあらゆる出店がでていてとっても賑やかだ。
それにゼッケンに抽選券があってくじがひけるようになっているアイディアも面白い。
自分は「スカ」のポテトチップスが当たった(笑)
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さて今回は申込時にハーフが締め切られていたため10kmのエントリーになってしまったがコースはこんな感じでダム湖の回りを走ってくるようだ。
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ダム湖だから山奥にあって100メートルもの高低差があるらしくそれがスタートしてからしばらくはずっと上り勾配ににっているようだ。
こりゃ最初に頑張り過ぎると最後までもたんで。
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10kmのエントリーは766人。
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そのうち50歳台男子は118人のエントリーだ。
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さて予定時刻にスタート!
わかっていたことではあるがスタートしてから暫くは延々と上りが続く。
しかも峠道のようなワインディング・ロードでバイクで飛ばすと面白そうな道も自分の足で走るとなると相当に厳しい。
この頃から気温も上がってしかも風が全然通らないから走っている方が相当暑く感じる。
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グネグネを登り切っても平坦な部分はほとんどなくずっとアップダウンのワインディング・ロードを折り返して走るのだがこういうコースは初めてでどうペースを作っていいのかわからない。
途中真っ暗なトンネルもあってその中だけはアップダウンないし涼しくて快適だがあとは全部上りか下りの曲がりくねったコースに難儀する。
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これがそのコースだが走りながらこのコースでは自分的には良い記録がでるわけないと感じていた。
特に最後の勾配キツく長い下りの攻略法はさっぱりわからず変にブレーキかけながら走るより大股に長いストライドで走ったがこんなん10kmだから良いがもっと長い距離だったらヒザ壊すだろうってのはなんとなくわかった。
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かくして51分29秒という今までで2番めに悪い記録でゴール。
最後までフラットな場所がほとんどないコースに戸惑いっぱなしのフラストレーションの溜まるランニングになってしまった。
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景品はスマートフォンを腕に巻き付けて走れるようなホルダーだったがこれから薄着になるこのシーズン、イヌの散歩とかで使えそうで嬉しかった。
たたらぎのね〜 - 1
運営に関してはかなり気合いが感じられて参加して良かったと思うけど自分のような初心者には暑さと難しいコース攻略でなかなかチャレンジングな経験になった。
だけど自分が走っている間、待っていてくれていた息子はけっこうこのバザーを楽しんだ様子だったので家族で来るランナーなんかには楽しい大会なんだろう。
とにかくグネグネで勾配のある山岳コース練習の必要性を強く感じた一日だった。