姫路城 - 5
高知に行ったら龍馬像、広島だったら厳島神社と原爆ドーム、姫路のそれはやっぱり姫路城にとどめを刺す。
自分は姫路は幾度も通過することはあったが訪ねるのは初めてだ。
姫路城 - 1
だから姫路城にやってきた。
姫路城と聞いてパッと出てくるのは「世界遺産」「国宝」「白鷺城」くらいの単語で実際に姫路城のことなんて全然知らない。
姫路城 - 3
調べてみると現在の姫路城を建てたのは徳川家康の二女督姫を妻とする池田輝政で、その家康の惜しみないバックアップを受け徳川政権を脅かすかもしれない西側の諸大名をけん制する目的でこんな立派な城を作ったようだ。
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての建築技術の粋を極めた傑作といわれ、軍事的・芸術的にもっとも完成された文化財として1993年12月、法隆寺とともに日本で初の世界文化遺産に指定されている。
姫路城 - 4
そういえば2014年大河ドラマの「軍師官兵衛」にでてきた姫路城はもっとしょぼかったのはそういうわけだったのか。
姫路城 - 2
まあせっかくだから天守閣に登ってみなければと思って入場料を買おうと思ったらなんとお値段1000円!!
改修費用がかかるからって言ってもなんとも強気なお値段にちょっとびびってしまった。
姫路城〜 - 1
ついでにこれも調べてみたら彦根城(滋賀県彦根市)が600円、松本城(長野県松本市)が610円、犬山城(愛知県犬山市)が550円で姫路城は再オープンからこれまでの入場料最高額だった首里城(那覇市)の18歳以上(高校生除く)820円を大幅に上回る日本一の価格設定にしたことになるわな。
姫路城 - 6
まあそれも仕方ないかと渋々支払っていよいよ天守閣に近づいていく。
遠くから見ると近代建築物のようなキレイな外観だったが至近距離だとそこは築城されてから400年という年月を感じさせる。
姫路城 - 7
内部は渋い日本の城そのものでハシゴのようなキツい階段と小さな窓がこれが要塞であることを物語っている。
よくみると内部にも柱の補強やスプリンクラーが張り巡らされており火事への対策をしっかりやっていることが伺える。
姫路城 - 8
天守閣からの眺めは播磨灘までが見渡せる壮大なものでこんなドでかい木造建築を400年も前に建ててしまった先人の知恵と力には脱帽するしかない。
確かに姫路城は姫路を代表する名所であるのは間違いないだろうしここを素通りして姫路に来るなんてナンセンスだと思う。
だけど今度姫路に行くことがあったらさっきの大河ドラマ軍師官兵衛で紹介された 書写山圓教寺に行ってみたいと思ったのだった。