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やってきたのは千田町。
もともと広島大学があったあたりで大学が移転してからはちょっと寂しくなった場所にできた徳島鶏塩らーめん錦
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店の前のポスターに2015年10月21日(水)開店とかいてあるがこれってほんの数日前のことだな。
「鶏もも肉だけをじっくり煮込み、濁りのない透き通った黄金スープに、ネギ油やすだちなどの地元食材を使用したオリジナル塩だれを加え完成。一度食べたらクセになる塩ラーメン専門店こだわりの味をぜひお試し下さい。」と書いてある。
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入店していきなり出迎えてくれるのは自動券売機。
ラーメンは鶏塩らーめんと鶏塩ピリ辛らーめんの2本立てで学生証があれば50円割引になるようだ。
自分が1000円札をこの自動券売機に入れようとしても全然入らないからその旨を大将に伝えるとどうもこの自動券売機がぶっ壊れていたようで結局普通にお金を支払った。
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お店は手前にテーブル席で奥に厨房とカウンターという配置でスタッフは若い大将ともうひとり男性がスタッフでいるのだが彼のTシャツに背中には「徳島らーめん久保田」という文字があるのだがもしかしてこの久保田なのかな。
徳島のラーメンと言えばどうしてもこんなのこんなの、或いはこんなのを連想するので鶏塩ってイメージはないけどどうなんだろう。
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少し待ってからキタヨ!
徳島鶏塩らーめん錦の鶏塩らーめん(並)750円。
ほほぅ〜これはなんたる仄かなスダチの香りが鶏を一層引き立たせている感じがこの時点で伝わってくる。
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麺はやや細めのストレートで一般的に言えばやや柔らかめに茹でてある。
確かに実際徳島で何度かラーメンを食べたが全部柔らかめの麺だったからこれがデフォルトなんだろうがこれって広島もそうだからむしろ馴染めそうだ。
ただちょっと麺がスープ負けしてる感がないと言えばウソになる。
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とにかくこのラーメンのハイライトはこのいわゆる淡麗系と言われるジャンルの澄み切ったスープだろう。
鶏の清湯スープなのはわかるが鶏もも肉だけでここまでの甘さとコクがでるのか?と思わせつつもやっぱり徳島名産のスダチのマッチングがとにかく目新しいし素晴らしい。
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それとひときわ目を引くこのゴッツい鶏チャーシュー。
最近鶏チャーシューって時々食べる機会があるがどっちかというとハムみたいなパンチ不足が気になってしまうのだがココの鶏チャーシューは相当なインパクトを持っている。
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さらに興味深いのはこのキクラゲでコレがトンコツラーメン以外に入っているのは珍しいんじゃなかな。
個人的にはキクラゲはそんな好きじゃないがこのラーメンとのマッチングは悪く無いと思ってしまった。
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基本、あっさりしているラーメンなのだがトッピングでうまくアクセントがつけてあって最後まで食べ飽きるってことが全く無い。
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気が付くとスープ以外はキレイに平らげてしまっていたがこのままスープを残すって選択肢はもはや自分には残ってなかった。
迷わず全部飲み干して完食してしまったのだった。
鶏白湯ブームであちこちに白湯ラーメンを食べさせてくれるラーメン屋が増えたがこれだけ都会的な鶏清湯スープで勝負する淡麗系ラーメン屋もよく考えたらそれほどなかったように思う。
勝手に徳島鶏塩らーめん錦に注目してしまうことにした。