ファミリーマートのラーメンがリニューアルされた。
テレビCMで知ったのだが近所にファミマがあるので買ってみることにしたのだった。
「麺とスープにこだわりました。」とか「かつおと煮干し香る醬油スープ」とかの宣伝文句が目につくがなんというかもっと派手な梱包にしないとリニューアル感をそれほど感じない。
電子レンジでチンする前に入れ物を開いてみたのだがスープはおそらくゼラチンで固められているのだろうかガッチリ容器にくっついていて微動だにしないのが凄い。
再びフタそして電子レンジにいれて完成。
フタを外すと湯気とともに魚介のよい香りが漂ってくる。
一般的な麺よりも少し太めになっている麺。
「素材に徹底的にこだわり、小麦は北海道産を100％使用!麺を低温で長時間熟成することで、弾力のある、つるっとした食感を実現しました。またスープの味別に、麺の太さや形を変えているのもポイントです。」ということなのだがやっぱりそこは茹で麺の宿命でコシはほとんどないのだが食感はそれほど悪くない。
「ガラオイルや香味野菜オイルを加えるなど、新しい製法により、今までのレベルを超えたコクとうま味を実現!」というスープは確かにかなり凝っているのがよくわかる出来でとくに煮干しとカツオは相当使ってあるのがはっきり体感できる。
「生ハムにも使用されているイタリア産豚肉を、直火焼きをした後じっくり煮込むことで、美味しさをアップさせた豚バラチャーシューなど、こだわりの具材を使用しています。」これは確かにそこらへんのラーメン屋よりも上質なチャーシューに仕上がっているのは間違いない。
味も香りも食感も文句のつけようがないレベルだ。
タマゴはなんなるゆで卵の半分だけ入っているのかと思っていたらしっかり煮玉子になっており感心してしまった。
ネギやメンマもいわゆる本物でここらへんも手抜きは感じられずちゃんと丼に入ってでてきたら殆どの人がこれがコンビニ弁当だなんてわからないだろう。
ただ498円という下手すりゃもはや本物のラーメン屋のラーメンに手が届きそうな値段を考えればこの出来栄えはどうなのか微妙なところではあるが個人的にはあと麺をどうにかしてくれたらこの値段は納得できる。
しかしこのリニューアルされたラーメン、かなり売れていて品薄らしいがまあそれもよ〜〜く理解できたファミマのラーメンだった。
