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呉市の森田食堂
呉駅の周辺は自分が通った五番町小学校の学区だったから、この辺で親が家業で食堂を営んでいた友人がいた。
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その食堂にしょっちゅう通っていろいろ食べさせてもらった思い出があるのだが、この森田食堂ももうその頃からここにあるのは知っていた。
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中に入ると、今はもう取り壊されてなくなった友人の食堂が蘇ったような気がして初めての訪問なのになんとなく懐かしく感じてしまったほどだ。
もう昭和の雰囲気むんむんでさしづめモロ「孤独のグルメ」の世界観と言えばわかりやすかろう。
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冷蔵庫からセルフで取り出すカツオのたたき500円。
他に鮭の刺し身もあったがこれも同様に500円だ。
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野菜の中にネギとにんにくペーストが添えられていたのでこれをポン酢に溶いていただいたがかなり新鮮で500円とは思えないクオリティにたまげる。
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次にやってきたのは「名物」とメニューにある湯豆腐300円。
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とろろ昆布が乗っているのがいかにも呉らしいがこのダシはおそらくうどんのそれなのだろうが冬にはやっぱり湯豆腐は食べたくなるわな。
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さて最後に登場したのはメインの中華そば400円!!
予想通りの昔懐かしい昭和の中華そばだ。
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麺はイマドキ珍しい太めのコシが全くないタイプでコレに慣れてしまうと最近の麺をコシがあるんじゃなくて固く感じてしまうのもムリもなかろう。
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チャーシューっていうかモロ茹でた豚肉と薄いメンマも値段を考えれば入っているのが有難くすらある。
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まさかうどんのダシじゃかなろうね?とスープを飲んでみるとうどんダシが入っているのは間違いなさそうだが基本的に鶏のスープになっていて安心した(笑)
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ちゃんと脂が浮いていて中華そばとして成立しているのだがこの湯豆腐との組み合わせって汁物同士でいまいちだったかのかもしれんな〜。
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最初は全部食べられるのか不安になったのだが組み合わせさておき、それぞれのハイレベルで旨かったのであっという間に全部キレイに平らげてしまった。
古き良き時代の呉の駅前食堂の懐かしさをこれからもずっと伝えていって欲しいと思った森田食堂だった。