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足が不自由で仕事を失い、家族にも逃げられ失意の人生を送る炭鉱夫ジミー・ローガンにはある企みがあった。
それは、まもなく開催される全米最大のモーターカーイベントNASCARのレース中に大金を盗み出すという<前代未聞の強奪計画>―。
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早速、戦争で片腕を失った元軍人で冴えないバーテンダーの弟クライドと、美容師でカーマニアの妹メリーを仲間に加えたジミーだったが、ツキに見放されてきたローガン一家だけでは頼りがない。
そこで、この大胆な犯行を成功させるため、爆破のプロで現在服役中の変人ジョー・バングに協力を仰ぐ。彼を脱獄させてレース場の金庫を爆破した後、看守が彼の不在に気づかないうちに刑務所に戻すという作戦だ。
レース当日、ローガン一味は、何百万ドルもの売上金を運ぶ気送管設備があるサーキットの地下に侵入。
全米犯罪史上最も驚くべき強盗事件は成功したかのように見えた…しかしFBI捜査官の執念深い捜査の手がすぐそこまで迫っていた――

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ズバリ、泥棒映画。
さすがはオーシャンズ11シリーズの監督作品だけあってストーリーは小気味良く展開し全く見飽きないし、実際オーシャンズ11に似ている。
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中でも007俳優で有名なダニエル・クレイグの見事な泥棒ぶりにはあまりにもギャップがあって笑える。
ただアメリカ人の「カントリーロード」に対する思い入れが日本人の自分にはよく理解できないのでこの映画の根底のテーマがあまり理解できなかったのかも知れない。
それとラストのオチもいまいち完全に理解できなかったのは自分の理解力が足りないのかもしれない。
それを差し引いてもなかなかコミカルで面白い映画だったが欲を言えばせっかくNASCARが舞台なのでこれの迫力を少しくらい魅せてくれてもバチは当たらなかったんじゃなかろうか(笑)