柴犬と1400GTR

柴犬・コテツと小鈴とカワサキ1400GTRと食べ歩き日記

ラーメン/東京都

Japanese Soba Noodles 蔦(東京都豊島区)醬油Soba

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やってきたのは巣鴨駅近くのJapanese Soba Noodles 蔦
ミシュランガイドでラーメン店として初めて一つ星を獲得したお店として今や食べることが最も困難なラーメン店とも言えるんじゃないかな。
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ここのお店はふら〜と行っても待てば食べられるってもんでもなく一旦千円の整理券を貰って指定時間に並ぶシステム。
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自分は17時にお店の前に着いたのだがもう既に一人おられたので二人で待っていたら17時過ぎくらいにスタッフの方がでてきて整理券をくれた。
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18時から、19時から、20時からの3種類から選択するようになっているから自分は18時からのを指定、一番の彼が一時離脱したのでそのまま行列の先頭としてその場に残ることにした。
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行列が常態化しているようでお店が入っているマンションの入口に並ぶスペースが用意されている。
さて開店時間になるとスタッフが整理券と引き換えに千円を返却してくれて向かうは店内の自動券売機。
一番スタンダードな醬油Sobaを選んだがラーメンのベース価格が千円というかなり強気な値段設定はさすがだ。
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店内は奥に製麺所があって手前に厨房とカウンターだけ。
まるで寿司屋のような感じで厨房には男性が2人とホールにも男性が一人の3人体制。
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この手の行列店によく有りがちな高圧的な態度はまるでなく接客は丁寧且つ親切だ。
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さて一番にやってきたよ!
Japanese Soba Noodles 蔦の醬油Soba1000円。
まず最初に感じたのはなんとも不思議な香りが漂っている事だが決して醬油の香りではない。
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こりゃえのき茸に見えるけど食感は柔らかくなにか加工してあるのか?
それに穂先メンマも体験したことがない柔らかさに食感でトッピングも凝りに凝っていることがわかる。
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「ゆめちから、きたほなみ、イワイノダイチなどをブレンドし、自然なコシを生む内モンゴルかんすい、小麦の旨味を引き出す沖縄産ぬちまーすと全卵を使用した、香りよりも小麦の旨味に特化した滑らかな日本の麺です。」と説明されている表面ツルツルの自家製麺。
内麦麺だけあってこれは確かに麺の甘みがはっきりとわかる。
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「最高級イタリア産黒トリュフオイルと黒トリュフソースを添加し一杯の麺料理に仕上げました」とあるがどうやらこれがそのトリュフスースのようだがそもそもトリュフを食べたことがないのでこの効果はさっぱりわからんのだが最初から漂ってる不思議な香りがコレなのかな?
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脂身が多いのと少ないので対象的な2種類のチャーシューが添えられていてココも抜かりはない。
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さて肝心のスープだが「純系名古屋コーチン、青森シャモロック、熊本天草大王という地鶏の丸鶏とアサリ、それに魚介を入れたトリプルスープ」だそうでこれに「和歌山県北海道丸大豆二年熟成生揚げ醬油をメインに長野県丸大豆本醸造濃口醤油と白醬油をブレンドした醬油ダレに、浅利、牛肉、ポルチーニ茸、乾物、野菜のダシを合わせた芳醇なダシ醬油ダレです。」のタレで完成となっているらしいがその味たるやこれまでに体験したことがない。
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おそらくは無化調なのか最初はやや味が物足りない印象で特に醬油の存在感が希薄に感じる。
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だが中盤から後半にかけて波状的に旨味が押し寄せてくるようになり息をも着かせない。
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食べている者がみな黙って取り憑かれたようにラーメンを貪っている。
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気がつけばスープまで全部飲み干してしまっていたがそれまでの時間はあっという間に感じられた。
確かにケチのつけどころのないほとんど完璧なまでの日本を代表する現代のラーメンはコレなのかもしれないが、天邪鬼な自分はあまりにも完璧すぎてもはやラーメンというより高級中華料理、いやここまでくれば会席料理に昇華されているみたいで少々肩肘張ってしまった。
滋味深く身体にも良さそうなのだが、自分はラーメンにはどこか「毒」みたいなヤバそうモノを欲してしまっているのかもしれん(笑)

麺や 七彩 八丁堀店(東京都中央区)喜多方らーめん

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麺や 七彩 八丁堀店
しかし東京のラーメン屋さんは行列がかならず出来てるな〜。
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まあそれでもこの日は祝日だったからかもしれないが昼の正午過ぎにしては並んでいない方なのかもしれん。
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「らーめんは「麺」を美味しく食べるための料理である。余計な仕事はいらない、どこまでもシンプルにどこまでも素直に素材の魅力を引き出してやる。一つひとつの食材に耳を傾け、その声を聞く。美味い一杯の醬油らーめんを創るために。そして多くの生産者に感謝。」
なるほどね〜。
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つけ麺もあるようだが基本的には喜多方ラーメンがメインのようだ。
喜多方にも「醬油」と「煮干し」の2種類があってかなり迷ったが以前福島の坂内食堂で食べた喜多方ラーメンはそれほど煮干しが主張していなかったと思ったので自動券売機では二段目の醬油の喜多方ラーメンにすることにした。
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ただ店内に貼ってあるメニューでは醬油の喜多方ラーメンが1番目になっておりどっちがメインなのかよくわからなかった。
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しばらく待っていたらカウンターの一番奥に通された。
運良く目の前で麺の手打ちと包丁でカットする作業が観察できるがこれはもう本格的な手打ちうどん店でしかお目にかかったことがない。
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さてやって来たよ!麺や 七彩 八丁堀店の喜多方らーめん(醬油)820円。
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このラーメンの最大のトピックはやっぱりこの手打ち麺だろう。
個人的にこのタイプは山口市の手打ちラーメン侍で体験済みなのでどうしてもそちらと比較してしまう。
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なるほどビロビロの食感はやはりワンタンの皮のような食感で非常に心地よい。
こねない、練らない、寝かさない、といった型破りな製法だからか個性的な食感だ。
まあおそらくは多加水麺なのでコシとかは皆無なのだが太く切ってあってしかもそれが不揃いのせいなのか茹で方にムラがあってなかなか食べていて楽しい。
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逆にメンマは非常に細く来られており通常とは完全に逆になっているのは確信犯だろう。
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チャーシューは違うタイプが2種類いれてありこのあたりは本物の喜多方ラーメンよりも随分と現代的にアレンジしてある。
だけどスープは比較的オーソドックスにまとめてあり醬油よりも魚介を感じさせるが麺ほど際立った特徴があるとは思えない。
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確かにここのラーメンの主役はダレがどう考えてもこの強烈な自家製ビロビロ麺なのだが喜多方ラーメンと言うよりはオリジナルラーメンといった趣が強いんじゃないかな〜。
それにしても客が座ってから麺をこねて切って茹でて出すというキテレツな発想は正直凄いと思った麺や 七彩 八丁堀店だった。

メンショー トーキョー(東京都文京区)ラム醬油つけ麺

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メンショー トーキョー
ココはナント!あのラム(子羊)骨スープが看板メニューという個性的なお店。
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お店の外に張り出してあるメニューを見ると上からラム醬油とラム煮干しのつけ麺、ラムとんこつラーメン、ラム中華そばという順番になっている。
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更に他の看板にも同様の順番にラインナップされておりどうやらメニュー筆頭はラムスープのつけ麺であると判断してこれにすることにした。
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店内は男性ばかりの3人体制で入り口にある自動券売機でチケットを購入したのだが本当に食べたいベーシックなのではなくちょっと間違えてラム醬油つけ麺のタマゴのせ880円を注文してしまった。
まあいいんだけどね(笑)
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何と言っても注目は「ラムの使用量を増し醤油ダレでまとめました。香り付けにクミンを散りばめてあります。」と説明されるラムのつけダレ。
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つやつやテカテカの自家製麺の上にレモンがあるけどこれは麺にかけるのかつけ汁にかけるのかようわからん。
穂先メンマもしっかり奢られれおりなかなかクオリティは高そうだ。
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ラムのつけダレに心がはやるがまずは麺だけ食べてみたがグリグリとコシがしっかりとあって麦の甘みも素晴らしい。
さっそくレモンを麺にふりかけたがこのまま醬油だけでも食べることができそうだ。
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トッピングにもラム肉が小さくカットして入れてあるようでどうやってもラムラムさせたいコンセプトがわかりすくて好ましい。
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さてどっぷりとつけ汁にこのぶっとい自家製麺を浸してから食べると確かにラム肉独特の香りがしっかりと押し寄せてくる。
ラム骨だけじゃなくとんこつも入っているようだがこちらはしっかりとした濃厚さを演出しているようだ。
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ラム肉の他にも通常のゴツいチャーシューも入っている。
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だけどこのラムチャーシューの衝撃度とは比べるまでもなく個人的には普通のチャーシューはいらんからラムをもっともっと大盛りにして欲しかった。
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ラム骨っていうからも少しクセがあるのかと予想していたが見事に裏切られた。
ただちょっと気になったのはそのラムのクセを消すためなのか香辛料が多めに使われており何も言われずにこれを食べたらカレーつけ麺かと思うほどだ。
現時点に於いてはラム骨スープである必然性までは正直感じられないのだが、オリジナリティのあるユニークなつけ麺なのでこれからの進化次第では唯一無二の孤高の存在になれるやもしれない。

菜苑(東京都江東区)純レバ丼ミニサイズ&ラーメン

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菜苑
あの孤独のグルメシーズン5の第10話にでてきたメニューでドラマ見ていたら食べたくなってしまった(笑)
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内装はドラマの通りでどうやら家族経営のようだ。
通常の純レバ丼はどえらい量のように思ったので今回はミニサイズ&ラーメン1000円のセットメニューにしておいた。
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ラーメン屋なのか中華料理屋なのかようわからんが店内はオッサンが中心でほとんどがセットメニューを注文している。
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さてまずは最初に来たのはラーメン。
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これは何ていうか東京の古き良きラーメンなのだろうが醤油スープはくっきりと澄んでいる。
ネギの処理に特徴があるのだがこれは関東ではよくある切り方なのかな〜?
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麺はややプラスティッキーでラーメンチェーン店のよう。
チャーシューは気前よくでかいのがどーんと気前よく放り込まれており柔らかくて嬉しい。
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さて遅れてやってきた!純レバ丼ミニサイズ。
こっちも大概ネギに占領されているがこちらのネギは見慣れた切り方になっている。
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大量のネギの下にはラー油と辛味噌で炒められたレバーの辛味餡が出現する。
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この餡のパンチ力は強烈なもので相当に味が濃い。
最初はお上品にご飯に乗っけて食べていたが辛さの偏りがあって食べにくいので全部ぐちゃぐちゃに混ぜたほうが良いと判断した。
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最終的にはこんな感じになってしまった。
これでラーメンをスープ代わりに純レバ丼をガンガン食べていったのだがミニサイズという割には量がかなり多い。
純レバ丼の濃い目の味と一昔前の単調なラーメンに完全に食べ飽きてしまい久しぶりに完食できなかった。
当然お腹ははち切れんばかりなのだが個人的にはやや消化不良に終わった菜苑だった。

真鯛らーめん 麺魚(東京都墨田区)

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真鯛らーめん 麺魚
開店時間の少し前にやってきたのにもう30人くらい行列ができている。
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東京の行列を甘く見ていたな〜(笑)
噂には聞いていたが平日なのにこんなんだったら休日なんてどうなるのか考えただけでも恐ろしい。
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開店から1時間位たってようやく店の前まで進んできた。
この行列をみて諦めて他の店に行ってしまうヒトも多くいるようだった。
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行列もあと少しになるとお店のスタッフの女性から予め自動券売機で食券を購入するように言われたのでこの店で最も安い「真鯛らーめん」に決定しそのチケットを手渡した。
メニューは「真鯛らーめん」「濃厚真鯛らーめん」「真鯛つけ麺」「濃厚真鯛つけ麺」「鯛油そば」となっているのだが、経験上この手の魚介を売りにしているラーメン屋の場合は「濃厚系」より「淡麗系」が実は本領発揮しているケースが多いので濃厚真鯛ではなくスタンダードな真鯛らーめんにしたのだった。
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さすが先にチケットを渡しただけあって着席するやいなや真鯛らーめん800円登場!
店内はまるで寿司屋のようなカウンターだけで中には男性が3人忙しそうにしていて、余計なことだが漁師居酒屋に流れていそうな漁師歌みたいなのがかかっていてそれだけ「真鯛」を強調したいのはわかるがラーメン屋のBGMとしてはどうしたって違和感がある(笑)
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麺は内麦全粒粉という売り込み文句にウソ偽りはなく素晴らしい香りと歯ごたえだ。
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しかしこのラーメンの主役は紛れもなく真鯛で旨味の凝縮されたスープのパンチは半端ない。
一切れのユズも大きなアクセントになっていてこの一杯のラーメンのために何尾の真鯛が必要なのか考えたら気が遠くなってくる。
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低温調理された薄切りチャーシューは桜で燻してある手の入れようでこの真鯛スープに意外にもよく合っている。
最初は生で、そのままスープに浸しているとどんどん色と味が変化してかなり楽しめる。
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シャキシャキとした歯ごたえがたのしい小松菜であるが、ラーメンの定番とも言えるネギを廃して小松菜にしているところにもこのお店のオリジナリティを感じることが出来る。
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チャーシューの下には炙った真鯛のほぐし身がたくさんあってこれが更に鯛の旨味を加速させているかのようだ。
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当然そのほぐし身は麺を食べるとスープの底に沈んでしまうので後半多く食べることになるがこれがこのラーメンを食べ飽きさせない秘密のように感じた。
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これにご飯をプラスして雑炊にするセットが人気らしいがたしかにその気持はよくわかる。
スープまで完食してしまったがこの普通の真鯛らーめんでも真鯛がこれでもか!と攻め立ててきて、それほど「あっさり」なわけでもないのでメニューとしては濃厚系よりもデフォルトの真鯛らーめんが正解なのだろう。
それにしてもさすが東京の人気店、接客も良いし味も文句ないけどあのクレイジーな行列だけは普段ほとんど並んだことがない田舎者にはキツいよ(笑)
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