柴犬と1400GTR

柴犬・コテツと小鈴とカワサキ1400GTRと食べ歩き日記

音楽ビュー

カミラ・カベロ/カミラ

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史上最多のNo.1! 全世界で大ヒット中のソロ・デビュー・アルバム!

2018年世界中で最もブレイクしている女性アーティスト、カミラ・カベロのソロ・デビュー・アルバム。デビュー・アルバムでは史上最多となる100カ国のiTunesで最高1位、全米<ビルボード200>(1/27付)では、女性アーティストとして2013年のアリアナ・グランデ以来となる初のアルバムで1位、また、シングル「ハバナ feat. ヤング・サグ」が同日付の<ビルボード・ホット100>で1位を獲得し、2003年のビヨンセ以来となるシングル・アルバム同時制覇を達成。「ハバナ feat. ヤング・サグ」は、全英チャートでは2011年のアデル「サムワンズ・ライク・ユー」に並ぶ5週連続1位、日本においても、LINE MUSIC、iTunes、Spotifyなどで最高1位を記録。2018年2月にソロ初来日を果たし、「ミュージックステーション」「スッキリ」「めざましテレビ」「ZIP」などのTV番組にも出演。また、グラミー賞を始めとした数々の世界的アワードへの出演実績も誇る。類まれな才能、音楽にかける情熱、ファンへの想い、愛らしさとセクシーさをあわせ持ったルックスとキャラクター、スレンダーな体型から想像を遥かに超えるパワフルなステージで世界中を魅了し続けている。

1. ネヴァー・ビー・ザ・セイム
2. オール・ディーズ・イヤーズ
3. シー・ラヴズ・コントロール
4. ハバナ feat.ヤング・サグ
5. インサイド・アウト
6. コンシクエンシズ
7. リアル・フレンズ
8. サムシングズ・ガッタ・ギヴ
9. イン・ザ・ダーク
10. イントゥ・イット
11. ネヴァー・ビー・ザ・セイム (ラジオ・エディット)
12. ハバナ (リミックス) (日本盤限定ボーナス・トラック)
13. アイ・ハヴ・クエスチョンズ (日本盤限定ボーナス・トラック)
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ラジオで絶賛されていたので聴いてみた。
確かにこれが元アイドルの21歳の若い女性の歌声だとはとてもじゃないが想像すら出来ない。
曲調もバラエティに富んでいてこれを全部この小娘が作詞作曲したなんてちょっと信じられないくらいのレベルの高さで世界100カ国で1位を獲得も納得だ。
それに久しぶりの新しい楽曲のCDを聴いたのだが録音の質の向上が素晴らしくスポーツ用ブルートゥースヘッドセットでもさすがに違いがわかる。
それにしてもワールドレベルの才能は確かにその輝きがはっきりとわかるくらいの凄まじさなので彼女のこれからの音楽活動に注視せざるを得ないだろう。

ザ・ベスト・ソー・ファー…2018ツアー・エディション

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セリーヌ10年ぶりの来日を記念した、最新ベストアルバム登場!

全世界トータルセールス驚愕の約2億5千万枚を誇る、グラミー賞5冠、アカデミー賞2冠の世界的歌姫=セリーヌ・ディオン。今年6月26日(火)東京ドームにて開催される約10年振りの来日公演を記念した最新ベスト・アルバムが登場。30年以上に亘るセリーヌの輝かしいキャリアと人生を彩る数々のヒット曲であり、今回の日本公演でも披露してくれるであろう名曲を網羅したファン必携の最新ベストには、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(映画『タイタニック』主題歌)、「トゥー・ラヴ・ユー・モア」「パワー・オブ・ラヴ」「ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー」「オール・バイ・マイセルフ」といった豪華楽曲に加え、2013年リリースの直近の英語アルバム『ラヴド・ミー・バック・トゥ・ライフ』のタイトル・トラックも収録。
01. My Heart Will Go On (Love Theme from “Titanic”)
02. To Love You More (Radio Edit)
03. Immortality (feat. Bee Gees)
04. Falling Into You
05. The Power Of Love (Radio Edit)
06. It’s All Coming Back To Me Now (Radio Version)
07. That’s The Way It Is
08. Pour que tu m’aimes encore
09. The First Time Ever I Saw Your Face
10. Think Twice
11. Because You Loved Me
12. I Drove All Night
13. A New Day Has Come (Radio Remix)
14. Alone
15. Taking Chances
16. Loved Me Back To Life
17. All By Myself (New Edit 2008)
18. River Deep, Mountain High
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セリーヌ・ディオンは映画タイタニックのテーマや葉加瀬太郎と共演した動画くらいしか知らないのだが、知ってるカバー曲が入っていたので聴いてみた。
実際全部知った曲だと言うのもあるがさすがの歌唱力は世界的なシンガーと聴き惚れてしまった。 
イヌの散歩の時は通常ラジコなので音楽はジムの時に聴くがまさにベストマッチなアルバムだろう。 
歳を取るとどうしても懐かしい曲ばかり聴きがちになるが情けなく老けない為に新しい音楽にもガンガンチャレンジしてみんといけんの〜(笑)

シン・リジィ/ブラックローズ(Black Rose a Rock Legend)

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1979年発売のシン・リジィ9枚目のオリジナルアルバム。
1. ヤツらはデンジャラス!!
2. 無法の街
3. S&M
4. アリバイ
5. サラ
6. キヴ・イット・アップ
7. ゲット・アウト・オブ・ヒアー
8. ウィズ・ラヴ
9. ブラック・ローズ
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何と言ってもトピックはあのゲイリー・ムーアの加入でこれで一気にギターアルバムとしての質を高めている。
キーボードを使わずにギターオーケストレーションを極めたようなコンセプトはやはりゲイリー・ムーアなしでは成立しなかっただろう。
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特にアリバイの計算され尽くしたツインリードギターは前奏、間奏、ラストともデジタルでは表現出来ない手作りなラフさがあって一層素晴らしい出来になってる。
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ラストのブラックローズは本来はバグパイプで演奏するアイルランド民謡をアレンジした大作をギターでモノの見事に昇華させてる様は聞いていて惚れ惚れする。
ココらへんはこのバンドのルーツがアイルランドであることに大きく関わっているのだろう。
個人的にギターを演っていたのでこの手のメロディアスなギターオーケストレーションは好みなのだがその中でイーグルスのホテル・カリフォルニアに匹敵する名盤だと断言できると思う。

コージーパウエル オーバー・ザ・トップ

Over The Top
1979年発表の作品。
丁度コージーがレインボーに所属していた頃で「バビロンの城門」発表後のタイミングで発売されたロックドラマーのソロアルバムという異色さに珍しさもあった。
ただコージー・パウエルと言えば、まずジェフ・ベック・グループに加入し一躍脚光を浴びると今度はディープパープルを脱退したリッチーブラックモアズ・レインボーに加入、それ以降もマイケル・シェンカー・グループ、ホワイトスネイク、ブラックサバスと数々の有名バンドに在籍した渡り鳥ドラマーだ。
Over The Top (Booklet Outer)
当時中学生でレインボーにハマっていた自分は確か友人からこのアルバムを借りたように記憶しているがその内容には「ドラマーのソロアルバム」というのがどんなもんかくらいの大して期待せずに聴いたのだが正直ぶっ飛んだ。
ドン・エイリー、ジャック・ブルース、バーニー・マースデン、マックス・ミドルトン、クレム・クレムソンと当時としてかなり豪華なメンバーが固定ではなくオムニバス形式で集まっているがやっぱり極め付きは2曲め「キラー」のゲイリー・ムーアでそのギターソロは間違いなく彼の傑作プレイのひとつだろう。
恥ずかしながら自分はこの曲でゲイリー・ムーアを初めて知ったのだが実際当時この「キラー」のギターコピーしていたが正確に真似するのが非常に難しく苦労したのを覚えている。
Over The Top (Booklet Inner)
久しぶりにこのアルバムをじっくり聞いたが懐かしいというより37年の時を経た現代でもじゅうぶん通用するポテンシャルはさすがだ。
内容も当時流行っていたテクノポップみたいなのからブルース、ジャズ、果てはクラシック風(ドラムソロもある)のまでバリエーションも相当に広くて最後までまったく飽きさせないのは「脅威」としか言い表す言葉が見つからない。
いちドラマーのソロアルバムというよりもコージー・パウエルがその人脈を生かしてガチにジェフ・ベックとタメを張れるハイレベルな傑作ハードロックインストゥルメンタルアルバムってのがその実態だ。
ドラマーとしてのテクニック云々は自分にはよくわからんが音だけ聴いてもコージーパウエルのドラムだとハッキリわかると言う意味では他の追随を許さないのはやっぱり天才と言う評価されるのだろう。
これを聴きながら今は亡き天才ドラマーコージーパウエルの冥福を祈るのみである。

ベイ・シティ・ローラーズ/恋のゲーム

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彼らにとっての最高傑作アルバム「青春に捧げるメロディ」から1年後の1977年に発表されたのがこの恋のゲーム。
ベイ・シティ・ローラーズはこの時世界的にもまさに人気絶頂でアメリカのビルボードランキングでもシングル・アルバムとも上位に食い込みかなりのセールスを記録していた。
それだけにこのアルバムは多くのファンに待ち焦がれて迎えられた作品でもあった。
かく言う当時中学生だった自分もLPレコードを予約して購入した記憶がある。
ワクワクしながらレコードに針を落として聞いてみると何とも言えない違和感を感じて複雑な気持ちになってしまった。
アルバムに先行する形で何曲かはシングル発売されていたからその多くが含まれているA面はまあいいのだがB面アルバム専用曲ばかりになると困惑というか当時の自分にはついていけなくなった。
要は芸風というか曲調がこれまでとはかなり変化してきたのだ。
それもかなり唐突というか無理やりに。
ベイ・シティ・ローラーズと言えば明るく健全なアイドルグループのイメージだしそれを体現したような楽曲をファンは期待していたはず。
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ぶっちゃけ彼らのサウンドにおけるアイコンはリードヴォーカルのレスリーマッコーエンの独特なハスキーバリトンに集約されてしまうので彼のワンマンバンドだと言い切って良い。
以前はそのレスリーのヴォーカルがやや弱かったためにサウンド面に稚拙さが目立ったが「青春に捧げるメロディ」でレスリーの成長から全てが結実し類稀なるポップスアルバムが完成した。
ここで彼らのサウンドは完成したと言って良いのだかそしてその次のアルバムとなる恋のゲームではその延長上のサウンドが提供されるはずだったのに突然の路線変更となったわけだ。
今なら思えばなんとなくその理由は理解できる。
要はなまじ売れたばかりにマネージメントしていた人物よりもメンバーの意見が通るようになって行ったのだろう。
それに特に日本の場合は移り気な若い女性ティーンエイジャーばかりに支持されていた現状を危惧したのかもしれない。
だがこの現状突破・背伸び作戦はそれまでのファンを失望させ離反させたばかりでなく新規ファンの獲得にも失敗するという惨憺たる結果となった。
ここからベイ・シティ・ローラーズの人気は一気に急降下してしまうのだが実力が伴わずルックス優先のツケが回ってきたとも言えなくもない。
実際人気絶頂時に企画されただけあって「恋のゲーム」の楽曲は高度になりそれなりに良く練り上げられているが当時の彼らのには演奏能力がとてもついて行ってないことが当時中学生だった自分にもわかってしまったのは少々残念だった。
彼らがこの時もう少しの間、敏腕な取り巻きの操り人形だったらまた違う形になっていたのかも知れない。


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