柴犬と1400GTR

柴犬・コテツと小鈴とカワサキ1400GTRと食べ歩き日記

ラーメン/尾道市

オノミチ潮ラーメン でんやす(尾道市)澄まし潮ラーメン

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オノミチ潮ラーメン でんやす
今日は息子と一緒にバイクでやってきた。
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開店時間より少し早かったのでお店の前で待つことにした。
しかし自動券売機が店外に向いているなんて珍しい。
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メニューは基本的に「澄まし潮ラーメン」「搾り潮ラーメン」「油そば」の3種類でいわゆる「尾道ラーメン」ではなく魚介系スープのラーメン屋らしい。
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秋の限定で「濃い煮干しラーメン」というやっているようだが初訪麺なので今回はこれは見送ることにした。
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さて開店時間になって自動券売機が使えるようになって一番スタンダードと思われる澄まし潮ラーメンのチケットを購入して店内に入った。
カウンターだけシンプルな店内の一番奥の席に座ったが椅子が独特で前後だけに平行移動するようになっている不思議なもの。
箸入れもこっちに倒れていて変わってるな〜と思っていたら運ばれてきた丼もこっちに倒れていた(笑)
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オノミチ潮ラーメン でんやすの澄まし潮ラーメン680円。
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鯛皮せんべいと教えてもらったがこんなトッピングは後にも先にも聞いたことも見たこともない。
もちろん日本酒の肴としては最高なのはよく知っているがまさかラーメンの乗っかるとは・・・
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尾道で潮ラーメンと言ったらどうしても今はなき有木屋と比較してしまうがスープのテイストは随分とオイリーでパンチがある。
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麺は太めの全粒粉縮れ麺なのは良いのだがこれがやや粉っぽく、もさもさした食感でスープを受け止めきれていない。
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チャーシューは柔らかくこってりトロトロで確かに旨いが魚介を強調したスープとの相性はベストとは言えない。
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一方、鯛皮せんべいは非常に香ばしくスープと完璧に調和していてチャーシューをふっ飛ばすくらいの旨みを発揮している。
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メンマもなが〜いのが奢られていてこれもかなりのもんだ。
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返す返すも惜しむらくはこの麺でどうしても全体のレベルと乖離があって違和感を禁じ得ない。
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同行した息子は替え玉を注文すると何とデフォルトで細麺で提供されたようでこの麺について尋ねたら、太麺同様やっぱり粉っぽくもさもさ食感だったそうだ。
息子は〆の茶漬けも頼んでいてご飯がやや少ないもワサビとの組み合わせは悪くないと話していた。
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有木屋と比べるとそのベクトルが異なってあっさりした魚介塩ラーメンとは言い難い面もあるが醤油ラーメン一辺倒の尾道でこうしたオリジナリティのあるラーメンで勝負されているその気概を買いたいと思う。

らーめん久屋(尾道市御調町)

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尾道から山奥へ入った国道486号線沿いにあるらーめん久屋
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川にそってかなり大きな駐車場があってとってもわかりやすいがこんな山間部でも人があまり住んでいなさそうな立地にある。
もう昼過ぎだというのに駐車場にはクルマが溢れかえっている。
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店内はかなり広くメニューもラーメン屋っていうより居酒屋さんのようで実際夜は居酒屋的な使われ方をしているんじゃないのかな?
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お客が多いからかけっこう待たされてから来たよ!らーめん久屋のラーメン550円。
第一印象は「なんたる獣臭!」だった(笑)
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久屋って言うからって訳じゃないが久々に喰らった明らかにつーんとくる強烈な獣臭。
店内にはまったくそんな匂いはないからこの丼からそれは発せられているのは間違いない。
麺を持ち上げて見ると驚きの細麺・・・しかも縮れている。
尾道近辺のラーメンはほとんどが平打ち麺だったりするのにこれはちょっとした発見だった。
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麺を食べてレンゲを使わないでスープを飲んでみてもアラ不思議、さっきの獣臭はどこいったの?ってくらいに全く気にならなくなっただけではなく甘めの醬油スープの旨さに感激。
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気前よくドカン大きなのが一枚ど真ん中にあるチャーシューの旨さも相まってコイツがただ臭いだけのヘタレではないことがだんだん理解できてくる。
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細い縮れ麺にやや獣臭の甘めのとんこつ醤油ラーメンというある意味独創的な構造ってのがココらーめん久屋の特徴なのだろう。
だけどこれだけ様々なメニューを提示しながらここまで本格的にラーメンを追求しているのにはハッキリ言って頭が下がる思いだ。
ひさや10
ど田舎にありながらもこれだけのオリジナリティ満載のハイレベルを保っているんだからこの繁盛も当然といえば当然か。
一応尾道ラーメンの範疇にはいるのかよくわからないがこういう予想外の嬉しい事が起こるからラヲタはやめられないんだよね〜(笑)

朱華園(尾道市十四日元町)中華そば

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尾道をいや、広島を代表するラーメン屋でもある朱華園
広島市の陽気と並び立つその名前はおそらく全国に轟いているのだろう。
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何年か前に朱華園の松永店には行ったことがある。
だけどこちら尾道の本店はいつも凄まじいまでの行列が嫌で一度も寄り付きさえしなかった。
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だけど今回たまたま夕方に尾道に来てバイク置き場に来てみると営業中の朱華園に全く行列がないというある意味特異な状況に遭遇した。
「チャンス!」とばかりに突入を敢行した次第である。
しゅうか07
店内に入るといきなり人間券売機のおばちゃんがいて早々にお金を払わされるシステムは松永店と同じだ。
メニューはシンプルこの上なのは良いのだが朱華園では尾道ラーメンではなく「中華そば」と名乗っているようだ。
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あまり待たされないでチケットと交換でやってきた朱華園の中華そば600円。
そのドでかいチャーシューの圧倒的存在感に目を奪われる。
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確か自家製麺だったと思うが典型的な尾道ラーメンの特徴である平打ち麺。
猛烈な勢いで伸びてしまうという欠点はあるもののやっぱりコレじゃないとね~。
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一枚ながらどどーんと大きいチャーシュー。
よくある尾道ラーメンのように固くパサパサではなくどちらかというとしっとりと脂身もあって食べごたえもありハッキリ言ってこれほど旨いのはなかなか出会えないくらいだ。
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ポリポリの食感とどこかごま油を感じさせるメンマはさすがの旨さで食べているのが嬉しくなってしまう。
それとその特徴のひとつである背油??も噛みしめるとしっかりした食感で甘みがあるのがよくわかる。
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だけどこのラーメンを支配しているのはやっぱり見るからに醤油辛そうなこのスープだ。
聞くところによると
「先に言っておきます。朱華園の中華そばは尾道ラーメンではないのです。鶏ガラベースの透き通った醤油スープ、大きめの背脂のインパクトが強い見た目からは、どこから見ても一般的尾道ラーメン。しかし、朱華園のラーメンには小魚が使われていないのです。小魚のダシを使うというアイデアは、尾道ラーメンを全国に売り出す計画の中で瀬戸内らしさを表現するために用いられたものなんだそうです。ということで、朱華園は厳密に言えば尾道ラーメンではないのです。しかし、尾道のラーメンに対する評価を高めた最大の功労者であることに間違いはありません。とにかく食べた瞬間に美味だと分かるラーメンなのです。その衝撃は計り知れません。見た目に背脂のインパクトが強いため、こってりしているように感じられますが、見た目よりあっさりしていて食べやすいのも、さすがと言うほかありません。スープを口に含む、飲む、後味を感じるという一連の動作の全てにおいて美味を楽しむことができる、超一流の美味スープなのです。麺は驚くほどスープを絡め取る平麺。ツルツルした食感は自家製麺ならではの美味です。チャーシューは朱華園では完全に脇役扱い。ここでの具の主役は背脂なのです。大きめで丸っこい背脂は、箸でつまんでも潰れることはありませんが、背脂を舌の上に乗せて口の上部に押しあててみると、素敵な美味を放出しながらプニッと潰れてしまうのです。背脂のおいしさとやわらかさでは、おそらく全国一だと思います。」
だそうでこの内容に嘘偽りはにというのが正直な感想だ。
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これが尾道ラーメンではないのだとしたらどれが尾道ラーメンってことになるのだろう?
ぶっちゃけいつもあんな行列作ってるくらいだからすっかり堕落しきったラーメンなのだろうと高をくくっていたのだが返り討ちにあったような気がした。
さすがの老舗はこれほどの有名店になった今でもおそらくは初心を忘れていないんじゃないかな。
その事実を目の当たりにした時ただただ素直に脱帽するしかなかった。

一番(尾道市栗原)尾道ラーメン

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国道184号線を北上し新尾道駅を少し超えた当たりにある大衆中華一番
国道沿いにあるのではなくほんの少しだけ奥に入っているので通りすがりにパッと目に入ってくるような立地ではない。
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だけど場所がわかれば信号で安全に出入りしやすい大きな駐車場が店の前にあるのでアクセスは簡単だ。
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店内は正面奥に厨房があってその直ぐ手前がカウンター、その後にテーブル席があって奥には小上がりまであるという外から見る印象と違ってけっこう広い。
女将一人で全てを切り盛りされているので至れり尽くせりという感じではない。
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だけどほとんどの客がお馴染みさんのようでおそらく一見客は自分だけ。
だから客が自分でお水を入れたりおしぼりを出して使ったりしていてなんとなく地元に愛されているラーメン屋だということが伺い知れる。
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3分くらい待ってキタヨ!一番の尾道ラーメン550円。
とにかく印象的なのはその色だ。
普通の尾道ラーメンは醬油由来の濃い茶色をしているがこのラーメンはどっちかというと黄色だ。
いち3
暖簾に「贈 株式会社はせべ」と書いてあったからおそらくははせべ製麺所のよる麺なのだろうがこれがいわゆる典型的な尾道ラーメンからするとかなり細い。
ストレート麺ではないにしろそれほど縮れていないのもむしろ新鮮だ。
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細く切ってあるメンマもポリポリ感が味わえて楽しいがこの細く分厚いチャーシューには参った。
普通の尾道ラーメンは硬いけど薄く大きなチャーシューが入っていることが多いがコイツは硬いけどゴツイので良く言えば食べごたえがあるが悪く言えば食べづらい(笑)
けれど味はけっしてパサパサではなくしっかり力強いので自分としてはこういうのもアリだなとは思うが歯が悪い人にはかなりしんどい存在になるだろう。
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だけどこのラーメンを決定的に支配しているのはこの「黄色い」スープだ。
決して醬油はでしゃばることなく控えめでそれでいて魚介をあまり感じさせないのでもしかしたら魚介ははいっていないのかもしれないがそれがここの個性になっていると思う。
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スープに浮いている大きめの背油は残念ながら若干油っぽすぎてこれを食べて楽しむって類ではないのかもしれない。
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細めの麺に醬油っぽくない尾道ラーメンっていうのも変化球が効いていてかなり面白いと思ったがこういうのってどちらかというと三原のラーメンってことになるような気がしないでもない。
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「尾道ラーメン」っていってもかなりの個性があるようだ。
その中でこの一番は立地面もあるがまだまだ観光客に荒らされていないいわゆる「地元の味」が守られているのは間違いない。
そういう意味からすれば基調な存在なのかもしれない。

櫻屋(尾道市東御所町)尾道ラーメン

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ここは尾道、午前9時半。
こんな時間から営業している櫻屋
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実はここは尾道駅のすぐ横っていうか尾道駅の中にあるラーメン屋というより食堂だ。
店内は外から見るより奥に長い。
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左手が厨房になっていてその横にはカウンター、奥はテーブルになっているのだが店内の客席に行き来できない仕切りがある。
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要は駅の外からの入り口と構内のホームからのどちらからでも入店できてしまう仕組みなので店内に仕切りがあるというユニークな構造になっている。
まさに尾道駅の食堂ここにありって感じがプンプン漂ってくる。
だから午前8時半開店という尾道で朝ラー可能店というラヲタにとっては有難い存在となっているようだ。
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話が前後するがここは食券制なので入店後すぐにここで注文をしなければならない。
だけどこの券売機にも「名物の尾道ラーメンです、是非お試し下さい」と書いてあるし券売機筆頭メニューも尾道ラーメンだ。
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食券を若い大将に渡してからちょうど店内の仕切りにあるカウンターに座ってラーメンを待つ。
この日は日曜日だったが時間帯なのか運良く店内はガラガラで貸切状態だった。
さく2
キタキタ!!尾道駅、櫻屋の尾道ラーメン580円。
この時点で魚介と醬油のないまぜになった香ばしい薫りが一気に押し寄せてくるやん。
さく3
尾道ラーメンとしてはけっこう固めにしっかり茹でられた麺。
どっちかというと独特な粉っぽさを感じる尾道ラーメンの麺とは一線を画するツルッとした印象を覚えるのが新鮮だ。
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おそらくは鶏ガラ+魚介のスープは醬油でキレイにまとめられているのだろうがこの背油は確かに面白いアクセントになっていると思う。
背油単体で食べてみたがこれそのものに仄かな甘みがあってたんなるこってりさせるだけの素材で終わってない。
さく4
尾道ラーメンのお楽しみはこれだけではなくどどーーんと丼の表面を覆わんがばかりのデカい一枚チャーシューの登場だ。
これがない尾道ラーメンもあるがやっぱりコイツがでてくるとテンションの上がり方が違う。
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尾道ラーメンの文法に則って脂身の少ないやや固めのパサパサ系のチャーシューが香り高い醬油スープに悲しくなるくらいによく合うのよね~。
さくら16
ハッキリ言って駅の食堂ごときで旨いラーメンなんてそんな都合のいい話なんてあるかい!と高をくくってやってきたのだがこれは見事に良い意味で完璧に裏切られた。
このデキなら食堂じゃなくじゅうぶんにラーメン専門店に対抗できるだろう。
少なくとも自分の知る限りでは最強のエキナカラーメンと断言できる。
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