柴犬と1400GTR

塩ラーメン　スター＆プラチナ。
公式サイトにて告知された「鰹スター」と「海老スター」これを確認しにやってきた。

こってり塩らーめんの「星スター」とあっさり煮干しラーメンの「白金プラチナ」、これを合わせて店名になるという比較的わかりやすいメニュー展開。
その星スターの方の新たなバージョンということのようだ。

塩ラーメン　スター＆プラチナの鰹スター（このときまだ裏メニューということだったので720円）。

麺はいつもの縮れた少し太めのタイプでこれがこってりスープに負けない個性になっているように思う。

チャーシューは大きめなのが2枚も入っていてこれがさらなるこってりを与えてくれる良いパンチがある。

トッピングは多めのもやしにネギ、そしておそらくカツオ由来の粉末がかけてある。
しかしこのもやしがきっちり仕事していて背脂とのバランスを保ってくれているかのようだ。

ここのメンマはちょっと変わっていて柔らかくてシナシナだ（笑）
歯ごたえを楽しむというよりはちょっとしたアクセントといった役割になっている。

鰹スターというくらいだからいきなりガツンと鰹が立っているスープ。
これはこれで良いのだがちょっと背脂がもう少し少ないほうがもっとカツオを際立たせることができるような気がしないでもない。

カツオのラーメンと言うと大阪市西区のカドヤ食堂本店を真っ先に思い出していしまうのだがこれと比較するとどうしても小手先だけカツオ風味を与えただけのように感じて物足りないというのが正直な感想だ。
このお店への期待値が高いだけにまだテスト段階のこのラーメンの進化が気になってしまうのだった。

いちひろ。
かつては「かず」というお店だったようだがリニューアルされたようだ。

お店の前と横にも駐車場があるようだ。
広島つけ麺の他に担々麺や汁無し坦々麺もメニューには載っている。

今回は初めて来たのでやっぱり看板メニューたる広島つけ麺をお願いした。

ほどなくしてキタヨ！！いちひろの広島つけ麺（並）辛さ8倍900円。


現代の基準から言えば広島つけ麺の過去の悪しき値段設定のような感じがして少々高く思えてしまう。

辛さは自分で設定するのだがよくわからないので無難に「辛め」の一番下の8倍にしたがもう少し辛くても良かったか。

一言でいって非常に丁寧な仕事ぶりがこの野菜のカットを見てもよくわかる。
ネギとキュウリを麺とほぼ同じ細さにすることで一体感が生まれるので広島つけ麺の旨さがこれで一気に上昇するようだ。

チャーシューはよくあるパサパサ系でありふれたものだが広島つけ麺といえばこういう感じよね。

冷たく締めた麺は最後までコシがはっきり体感できこれにシャキシャキの野菜が絡まって広島つけ麺特有の世界を展開してくれる。

タレが旨いので途中これを飲みながら食べ進めてきたら最後の方はほとんとなくなってしまった。
結局つけダレまでも完食。
これはさすが広島つけ麺で生き残ってこられただけのことはあるなと感心してしまった。
今や700〜800円台が相場となった広島つけ麺ではやはり900円は高すぎると言わざるを得ないがこの味だったらファンが必ずいるだろうと納得したのだった。

塩ラーメン　スター＆プラチナ。

今日は公式サイトにて発表があった10食限定の濃厚鯛塩らーめん黄金（ゴールド）狙いで少し早めにやってきたのだが開店がどうも遅れると書いてあるがね！！
仕方なくお店の前で待たせてもらうことにしたが実際には11時少し過ぎたあたりには開店した。

カウンターに座って目的の濃厚鯛塩らーめん黄金を注文した。

少し待ってからキタヨ！塩ラーメン　スター＆プラチナの濃厚鯛塩らーめん黄金（ゴールド）800円。
一部トッピング（あおさ海苔、あられ、ワサビ）が別皿になっている。

そこで海苔とアラレだけはラーメンに放り込んでワサビは入れないで食べることにした。

麺はいつものストレートでコシがあってなかなかのもんだ。

だけど今回の主役は何と言ってもこの鯛のスープでガツンと鯛に一発ぶん殴られたようなダレにでもわかりやすい仕上がりにとにかく嬉しくなってしまった。

これだけ鯛が立っているスープなら負けそうにないと確信したのでワサビを入れたがこれだけの量だからかその後もワサビの存在感はあまり感じられなかった。

もちろん和の風は吹いているのだがすまし汁のような超アッサリに振られている訳でもないし、だからといって安易に背脂でこってりさせるでもないのにしっかりとラーメンとして成立させているのはサスガだ。

チャーシューはさすがに通常ラーメンと共通ではあるがここのどちらかと言えば脂の乗ったチャーシューはこの鯛のらーめんとのマッチングはイマイチのような気がしないでもない。

この手の魚介の風味を強く打ち出すラーメンには最近流行りの低温調理法のようなレアなチャーシューの方があうのかな〜と漠然と考えてしまった。

まあそんなあら捜しをしてしまうほどこのラーメンの完成度は高く鯛ラーメンという新しいジャンルに於いてもここまで鯛を意識させてくれたのはそれほど記憶にない。

炭水化物の摂りすぎになるので自分は普段は大盛りやライスインなどやらないのだが、これほどのデキのスープになるとその誘惑に勝てそうにない。
思わず禁断の追い飯100円を追加注文してしまった。

う〜〜ん、やっちまったがこうなった以上、これを楽しんでしまうしかもう道はない（笑）

意を決して全部をスープに放り込んだ。

まあ当然というか当たり前というか若干ベチャっとしたご飯の出来を差し引いてもこれは反則ものの旨さになるわな。
背徳感と引き換えに満腹感を感じながらもスープもご飯も全部胃袋に叩き込んでしまった。
この濃厚鯛塩らーめん黄金（ゴールド）は2018年9月8日、9日の10食限定だったのだが当日は開店前から生憎の強い雨だったが店内は開店と同時にほとんど満杯でそのほとんどがこのメニューを注文するというくらいだった。
大将の気まぐれでまたやってくれるかもしれないがその時はまた馳せ参じようと心に固く誓ったのだった（笑）

塩ラーメン　スター＆プラチナ。
最近ココにハマっている息子の影響で自分もここの面白さに取り憑かれつつある（笑）

表に貼ってあるメニューには「あごつけ麺」となっているがこれが終わって短期だけど別のつけ麺をやっていると聞いてやってきた。

お店の外に待つスペースが用意されているのだがここにもちゃんとマンガがあってこれが鶴見製麺の麺箱に入っているのでここの麺を使用しておられるようだ。

店内に入るとこっちのメニューにはちゃんとえび塩つけ麺「大海act2」と書き直してある。
それにしてもジョジョの世界観を演出しているだけではなくあれこれと面白いことがあっちこっちに書いてあって笑える店ではある。

昼は塩ラーメン、夜は店名を敢えて変更して二郎系油そばの店として営業するという二毛作的な面白い業態だ。

まずはつけダレが提供された。
どうやらここの大将は海苔の上手い使い方を覚えられたようでこれにもかなりの海苔がデフォルトで入っているのがわかる。

それから麺がやって来たがトッピングが別に乗っていてこれも面白い試みだ。

しかしこりゃ何だ？
せんべいみたいなもんがあるがちょっと見たことないのでどうすれば良いのか？？

それにしてもかなりの量の麺だが提供される時に「大盛りお待ち！」と言われたのだが自分は普通を頼んだつもりだったが大盛りに変換されていたようだ（笑）

ま、それはそれでも構わないので麺だけ食べてみたが少し太めのなかなかうまい麺だ。

トッピングのメンマと煮玉子をつけダレに全部入れてこれで準備万端だ。

どっぷりと麺を浸して一気に食べると「ガツン」と来るのはエビの香ばしい香りとエビ香味油由来なのかとにかくエビエビ感が半端ない。

さっきのメンマと煮玉子の下からはこんな文字がでてきた（笑）

せんべいのようなものもだんだん溶けてクタクタになったのでこれを食べてみたが悪くないどころかこういうのもアリだと感じた。

チャーシューは最初からつけダレに入っているのだがこれは温めたほうが旨いからで配慮としては嬉しい。
それにこのチャーシュー、油ギッシュでこってりしていて全体にさっぱり気味のつけ麺ではこの対比は好ましいだろう。

おそらくは水菜だと思われるがこれも良いアクセントになっていてしっかりとその役割を果たしている。

麺がなくなるとこのお皿はこんなことが書いてあるがこういうのが売ってるんか？とも思ったが調べたら既成品なのね（笑）

そこで大将にスープ割りをお願いしたら一旦つけダレを渡してまたすぐ返ってきたがな。

そこで後半にやるつもりだった味変をすっかり忘れてしまっていたのでここで酢を入れてみた。

するとこれが確かに大当たり！！麺があるときにやってきゃよかった！！
それにしても今はなき支店で出しておられたアゴつけ麺も良かったがエビバージョンも相当のもんだ。
これからもつけ麺は限定になるのかもしれないがこれだけガツンとエビを体感させてくれるのなら他の魚介もぜひ食べてみたい。
秋になるとまた面白い企画をはじめられそうなのでこれも楽しみにしておくことにしょう。

油そば専門店 背脂体験セアブラエクスペリエンス。
早い話がスター＆プラチナの夜営業だ（笑）

前回は息子の推薦で爆盛脂脂麺という途方もないガツ盛り油そばに年甲斐もなく無謀チャレンジして打ちのめされてしまったので今回はフツーの塩油そば狙いでやってきた。

今回も息子と一緒だが彼のクルマに載せてきてもらったのでビールを呑んでしまった。

さてしばらく待ってキタヨ！油そば専門店 背脂体験セアブラエクスペリエンスの塩油そば（背脂・にんにく多め）790円。
これだと確実に食べれるサイズなのでまずは安心だ。

チャーシューはほぐしてあって真ん中に卵黄があるなんてどことなく台湾まぜそばの雰囲気も漂っているが期間限定で台湾まぜそばをやっておられたと息子が話していた。

麺は茹でる前に入念に揉んでおられただけあって強烈に縮れていて油そばと名乗るにふさわしい仕様になっている。

辛子明太子のペーストみたいなのやネギ、モヤシにニンニク・・・・非常にバリエーションに富んだトッピングだ。
最初あまり混ぜないで食べたが食べる部分で味が激変するのである程度混ぜたほうが良さそうだ。

いろんなラーメンを食べてきたがさすがにラーメンにベビースターラーメンをトッピングするなんてちょっと見たことも聞いたこともないどえらい変化球だ。
だけどこれがポリポリと面白いアクセントになっているもの隠しきれない事実であることは認めざるを得ない。

極太麺をめくると底にはタレと背脂が一体となったペースト状のものがしとどに溢れている。

これらを目一杯混ぜて食べると不思議な食感なんだけどニンニクが全体の繋ぎの役割をしてこれで渾然一体となった旨さが楽しめる。

ちょうど中間点を通り過ぎた当たりで隣の息子がこれにマヨネーズを入れると旨いと言っていたがこれ以上脂分が増えるのが躊躇われたので自分は卓上にあった煮干酢をちょろっとふりかけて同様に味変を試みてみた。

結果は大成功で迷うことなく追加の煮干酢をどばどばかけてしまった。
だが油そばと言えばラー油と酢を追加するのがお約束だからまんざら変なことでもないのかもしれない。

味変もばっちり決まって後半になると底にあった脂まみれのペーストが徐々に顔を覗かせてきた。

最後は丼にかなりの量の脂が残ってしまったがこれだけ脂ギッシュでこってりしてくれていたらビールとの相性は抜群で最初鶏のから揚げでも頼もうかとも思ったがやめておいて正解だった（笑）
それにしてもギトギトの二郎系油そばのこの路線は当たっているようでかなりお客も入っていた。
どうやらこちら安佐南区ラブゴルフ前塩拉麺屋は残念ながら閉店になってしまったようなのであちらでやっておられた天下一塩拉麺の再開を心待ちにしてしまうのだった。